爪を噛む癖のある方や、爪の形にコンプレックスを持っていて、人前に手を出すのをためらうという方もいるでしょう。爪の形は生まれ持ったものだから変わらないと諦めている方。爪の形は変えられます。今回は爪を噛む癖により起こる症状やメンズネイルケアでの改善方法をご紹介します。爪を噛む癖を改善したい方や、爪の形にコンプレックスを持っている方はぜひ参考にしてください。
目次
爪を噛むことで起こる症状
爪を噛むことを咬爪症と言います。咬爪症により以下のような症状につながることがあります。
症状①深爪
爪を噛んでいると、指先より爪が短くなる深爪になります。フリーエッジと言われる爪の白い部分を噛むことにより、ピンクの部分が短くなっていきます。深爪になると、指先を保護できなくなり、細かい作業などに支障をきたすこともあります。
症状②ささくれ
爪を噛むことで、爪周囲の皮膚が剥けてしまったり、乾燥してささくれになることがあります。ささくれはそのままにしていると、さらにひどくなることがあるので、眉毛用の小さいはさみなどを使用して、根元ギリギリでカットするようにしましょう。
症状③出血
爪を噛みすぎて指先から出血したり、爪周りのささくれをむしることで出血することがあります。出血してしまうと痛みを伴い、傷口から菌が入った場合には炎症を起こす可能性があるので、消毒や絆創膏を貼るなど、菌が入らないようにしましょう。
症状④爪の変形
爪を噛むことで、爪のピンクの部分が短くなり、表面に凹凸ができます。爪の変形は爪の切り方やネイルケアである程度改善できるので、ネイルサロンで相談してみるのがおすすめです。
症状⑤感染症につながる
指先を口に運ぶことにより、細菌が入ってインフルエンザなどの感染症を引き起こす可能性も考えられます。
なぜ爪を噛んでしまうのか?
爪を噛んでいる人は、爪を無意識に噛んでいたり、何かストレスを感じて爪を噛んでしまうという方が多いです。また、爪を噛んで爪の先端がギザギザになるのが気になりまた噛んでしまうことがあります。爪を噛むことで、人前で手を出すことが恥ずかしくなり、それがストレスでまた爪を噛んでしまうという悪循環になり、なかなか自身で改善するのが難しいのです。
メンズネイルケアで改善する方法
ネイルサロンで、メンズネイルケアを続けると半年ほどで爪の形の変化が期待できます。近年、男性専用のネイルサロンや、爪のケアに特化したネイルサロンも増えているので、専門店で相談してみましょう。ここでは、メンズネイルケアの流れについてご紹介します。
ケア①爪の形をヤスリで整える
爪の先端がギザギザの状態では、衣服が引っかかったり、皮膚を傷つけることがあります。爪切りを使用すると爪の先端が剥がれる2枚爪の原因となるため、ネイルサロンでは爪の先端の形を爪ヤスリで滑らかに整えます。始めは先端のギザギザ部分を整えるだけの施術です。しかし、回数を重ね少し白い部分が伸びてくるようになると、ただ短く整えるのではなく爪の形が今後変わってくるように、側面は少し残すように調整しながら整えます。
ケア②爪の表面や爪周囲の角質を除去する
爪の根元の甘皮部分には、ルースキューティクルという薄い角質が付いていて、爪の表面にも薄い角質があります。また、爪を噛んでいると、爪の周りにささくれができたり、爪周りの皮膚が硬く角質化して、爪が伸びにくい状態となってしまうことがあるのです。ネイルケアでは指先をお湯でふやかしたあと、角質を軟化させるクリームやリムーバーをつけ、キューティクルニッパーを使用して、ルースキューティクルや、ささくれ、角質を除去します。
ケア③爪の表面を滑らかに整える
爪の表面の凹凸を滑らかに整えます。凹凸が大きい場合に表面を削りすぎると爪が薄くなってしまうため、適度に滑らかにするようにします。
ケア④爪の表面をコーティングする
爪の表面に膜を作ることで、爪に厚みが出て今までのように爪を噛もうと思っても、感覚が違い、思いとどまることができます。凹凸が残る爪には凹凸を滑らかにするベースコート、爪が薄く弱っている場合には強化用のベースコートと爪の状態の違いにより使い分けます。また、最後に塗るトップコートは、爪を保護する役割がありますが、ツヤの気になる場合には、マットに仕上がるトップコートがおすすめです。
ネイルサロンでメンズネイルケアをするメリット
ネイルサロンでメンズネイルケアをすることで、爪への意識が変わります。これまでコンプレックスだった爪に対しお金をかけてケアをしていると、ふと爪を噛みそうになっても思いとどまり、無意識に爪を噛むことが少しずつ減ってくるでしょう。継続する必要がありますが、ネイルサロンでの定期的なケアを続けることで、ピンクの部分がこれまでより大きくなり、爪の見た目が大きく変わります。
自宅でできるケア
ネイルサロンでメンズネイルケアをした後は、1日5〜6回キューティクルオイルを塗るのがおすすめです。キューティクルオイルを塗ることで、爪周りの乾燥を防ぎ、爪に弾力を与えることができます。手軽に使用できるペンタイプなどもあるので、ポケットに入れておくと手を洗った後に使用する習慣化がしやすいです。香りのするものを使用すると、口元に手をもってきたときに、香りにより無意識に爪を噛んでいたことに気付き、爪を噛むをのを思いとどまる効果もあります。香りが苦手なかたには無香料のものもあるので、保湿目的とて無香料のものを使用しましょう。
まとめ~メンズネイルケア~
爪を噛む癖がある方は改善したいと思っていても、なかなか自身では改善できないことが多いです。爪の形がコンプレックスになり、無意識のうちにまた爪を噛んでしまいます。爪の形が変わることで、人前で堂々と出を出せるようになり、ストレスも軽減できます。ネイルサロンでネイルケアをすることで、爪の形を変えることができるので、プロの手を借りてみましょう。
・ネイリスト歴 26年
・出身地 京都
・趣味 サーフィン
・一言 ネイリスト養成歴20年で、ネイルの基礎を大切に指導にあたっています。メンズネイルケアは人目につく手元をワンランクアップさせてくれます。ぜひ、男性もネイルにトライしてみてください。
・在籍スクール NSJネイルアカデミー
https://www.nsjnail.com/index.html
・ SNS
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