ジェルアレルギーってなに?どうなってしまうの?そんな疑問に答えながら、ジェルネイルアレルギーにならないための対処法も解説します。長く安全にジェルネイルを楽しむためにもジェルネイルアレルギーについてしっかりと理解をしていきましょう!
目次
ジェルネイルアレルギーとは?
ジェルネイルアレルギーとは名前の通り、ジェルネイルでアレルギー症状が出てしまうことです。ジェルネイルで使用するジェルの成分、オフ剤、削ったダスト、UVライトなど原因はさまざまと言われています。プロのネイリストはジェルネイルアレルギーにならないための施術方法を知っていたり、サロンで使う商材などで対策を取っていることも多くあります。
しかし、それでもなってしまうことはあります。むしろジェルを多く触る機会の多いネイリストが発症してしまうことも多々あるのです。大好きなネイルが続けられなくなるだけではなく、せっかくケアしていた手肌がボロボロになってしまうのはとても残念ですよね。最近では多くなっているセルフジェルネイラー。ジェルネイルアレルギーについてしっかり知っておきましょう。
主な症状は?
ジェルネイルアレルギーにはこのような症状が出ることがあります。
- 爪周りや指先がが赤く腫れる
- 強い痛みや痒みを感じる
- ただれて皮膚の皮がむける
- 手の皮膚に赤い発疹ができる
ジェルネイルを施術してすぐや、2〜3日以内にこのような症状が出たらジェルネイルアレルギーを疑いましょう。長引かせない為にも発症してしまったらすぐに皮膚科にかかり、塗り薬を処置してもらいましょう。
原因と対処法を知ろう!
ジェルネイルアレルギーが起こりうる原因を知っておけば対処することが可能です。安心安全にネイルを楽しむ為にも知っておきましょう。
ジェルネイルが皮膚に付着
セルフネイルで一番気を付けたいのがこのパターンです。ジェルネイルは『樹脂』で出来ています。化学物質ですのでこれを肌につけてしまうと肌が異物と反応し、アレルギー症状を起こしてしまうことがあります。
対処法
- 爪からはみ出たジェルをしっかりとぬぐい取り、硬化させる
- 使ったボトルや筆にジェルが残らないように拭き取る
- 肌に付いてしまったら水洗いではなくエタノールで拭き取り、残さない
- アレルギーを引き起こしやすいと言われる『HEMA』成分が入っていないものを使う
アセトンやクリーナーの成分が合わない
アセトンは水分や油分を揮発させ、肌や爪を乾燥させるため、強い薬品です。肌の油分が取れるともともと皮膚の持っているバリア機能が低下してしまいますので、肌荒れが起こりやすくなります。ジェルクリーナーはエタノールが多く配合されているので、エタノールでかぶれてしまう人にはおすすめできません。
対処法
- アセトンを使用せずにオフできる方法にする(ベース残しやピールオフで剥がす方法)
- 未硬化ジェルを出さずにクリーナーで拭き取る必要のない、ノンワイプジェルを使用する。
UVライトに皮膚が反応している
ジェルネイルを硬化させるためにはUVライトやLEDライトに入れる必要があります。もちろん硬化させるのは爪だけで良いのですが、必然的に指先や手元もライトに照射されてしまいます。そのため、紫外線に肌が反応してしまう場合もあります。
対処法
- LEDライトに変える
- 爪先だけが出るような紫外線カットの手袋を使用する
ジェルを削ったダストに反応
ジェルネイルを削ると細かいダストが舞います。特にマシーンを使用する場合はかなり細かいダストが空気中に舞い、吸い込んでしまったり、知らないうちに肌に付着したままになりジェルネイルアレルギーが発症してしまうことも多くあります。
対処法
- オフの時ダストを吸い込まないように必ずマスクを着用する
- 集塵機が使用できるとなお良い
- オフの後には手を洗ったり、デスクを水ぶきする
まとめ~ジェルネイルアレルギー~
ジェルネイルを安全に続けて行くためにも、ジェルネイルアレルギーを知っておくことが大切です。対策をしっかり取りながら、肌に合わせた方法で安心してジェルネイルを楽しみましょう。
・ネイリスト歴 4年半
・出身地 神奈川県
・趣味 パン屋さんからコンビニパンまで美味しいパンを探すこと
・一言 世田谷区にあるプライベートネイルサロンオーナー兼ネイリスト。
「日常をちょっと楽しくするネイル」をコンセプトに、ほっとするネイルデザインのご提案や落ち着く空間づくりを大切にしています。
・ネイリストとしての可能施術(施術実績) ネイルケア・ジェルネイル。メンズネイルはリピーター様のご紹介のみ受け付けています。
・在籍店舗 nailsalon ma-ni (ネイルサロン マーニ)
・SNS @nailsalon.ma_ni (Instagram)