ネイルライトは、ジェルネイルを硬化する時に必要な道具のひとつです。ジェルネイルには欠かせないアイテムですが、「ライトって体に害はないのか」「ライトで日焼けをするのか」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、ネイルライトが体に及ぼす影響と、UVライトとLEDライトの違いについて解説します。ぜひ本記事を参考に、安心してジェルネイルを楽しんで下さい。
目次
ジェルネイルのライトは日焼けするの?
ジェルネイルのライトで日焼けは、ほぼしないと考えてよいでしょう。ネイルライトの光の強さは、太陽と比べると1000分の1程度と言われています。そのため、ジェルネイルを楽しむ程度であれば、あまり日焼けの心配はありません。しかし長時間かつ長い期間ネイルライトを浴びることで、肌への影響は少なからずあると言えます。またUVライトは、弱い紫外線の光を使用しているため、LEDライトより日焼けの影響を受けやすくなっています。ネイルライトの影響はほぼないとは言え、不安な方は、ジェルネイルライトの日焼け対策を試してみて下さい。
ジェルネイルライトの日焼け対策
ジェルネイルのライトでは、ほぼ日焼けの心配はありません。しかし不安な方は、日焼け対策をしてネイルを楽しむと安心です。
手袋を使用する
指先の出る手袋を着用することで、ネイルライトから肌を守れます。「ネイルライトを肌に直接当てるのは不安」という方は、手袋を使用すると安心でしょう。しかし手袋着用の可否はネイルサロンによって異なるため、事前の確認が必要です。また施術の時に手袋が汚れる恐れもあり、汚れても良い手袋がおすすめです。
日焼け止めを使用する
日焼け止めを手に塗っておくことで、ネイルライトによる日焼けの心配を減らせます。普段使用している日焼け止めでも問題ないので、ジェルネイルをする時は、手にも塗っておくと安心です。しかし日焼け止めを使用する際は、指に塗らないように注意しましょう。指や爪に日焼け止めがついていると、油分によってネイルが浮きやすくなるためです。日焼け止めを使用する際は、手の甲にのせ、こすり合わせるように塗ると指先につかずに塗れておすすめです。
UVライトとLEDライトの違い
ジェルネイルには、UVライトとLEDライトの2種類のライトが使用されています。大きな違いは波長にあり、使用するジェルに適したライトを使用する必要があります。ここではそれぞれのライトの違いとメリット・デメリットについて紹介します。
UVライト
UVライトの波長は約350〜400nmで、紫外線によってジェルを硬化します。UVライトは家庭用のネイルライトとして多く使用されており、セルフネイルの方が使いやすいライトと言えます。また光を四方に放出し、広範囲に光を当てることが可能です。しかし、UVライトには、注意が必要な点がいくつかあり、下記にメリット・デメリットを紹介します。
メリット
UVライトのメリットは、LEDライトと比べて本体コストが安いことが挙げられます。ほかにもネイルだけでなく、レジンアクセサリーにも使用できます。手軽にセルフネイルを楽しみたい方やレジンアクセサリーにも使用したい方におすすめのライトです。
デメリット
デメリットは、UVライトの硬化時間は約2分程度かかるため、施術時間が長くなってしまう点です。またUVライトには寿命があり、半年程でライトの交換が必要になります。ライトの交換を怠るとジェルが硬化できないという不具合が生じるため、注意しましょう。
LEDライト
LEDライトの波長は約385〜415nmで、可視光線によって硬化します。UVライトはジェルネイルが普及した頃から使用されてきたライトであるのに対し、LEDライトは後から誕生したライトになります。そのため、UVライトのデメリットである、硬化時間の長さやライトの寿命が改善されています。現在では、UVライトよりLEDライトを使用しているサロンが増えてきています。ほかにもLEDライトは、直線的な光を放出する特徴があり、親指や小指などを硬化する際は指の置き方に工夫が必要なライトです。
メリット
LEDライトのメリットは、硬化時間が短い点です。直線の光がジェルの奥まで届くため、スピーディーに硬化でき、大幅に施術時間の短縮に繋がります。またLEDライトは、破損や故障などしない限り、ライトの交換が不要です。
デメリット
デメリットとしては、LEDライトは本体の価格が高い点です。プロが使用する本格的なLEDライトであれば、数万円程するライトもあります。ほかにもLEDライトの光はパワーが強く、硬化をした際に硬化熱が発生する時があります。特に爪が薄い方は、強く熱さを感じる場合もあるため、注意して下さい。
まとめ~UVライトとLEDライトの違い~
今回は、ネイルライトが体に及ぼす影響と2種類のライトについて紹介しました。ジェルネイルはライトの光を利用して硬化しますが、太陽の光に比べればそのパワーは格段に弱いです。そのためほぼ日焼けの心配はないと言えるでしょう。しかし100%影響がないと言い切れないのも事実です。肌への影響が気になる方は、日焼け止めや手袋を利用し、安心してジェルネイルを楽しんでみて下さい。
・プロフィール
大学卒業後、某自動車メーカーで働くも、スキルアップのためにネイリストとして資格を取得。
その後、結婚・出産を機に退職をし、現在は、物販・ネットビジネス・ライターなど、フリーランスとして活動しております。
お気楽主義のママさんライターです。