ベテランネイル講師によるセルフネイルの悩み解決‼︎メンズネイルQ&A7選

メンズネイルの場合、爪の長さはフリーエッジと言われる爪の白い部分がほぼ無い状態がベストです。爪が数ミリ伸びている状態は爪の裏にゴミなどが溜まりやすく、あまり衛生的ではありせん。短く滑らかに整えられた爪は清潔感のある印象を与えることができます。また、爪を適切な長さと形に整えることにより、衣類の引っかかりや皮膚を傷をつけることもなくなります。           

爪の長さと形は、エメリーボードという自爪専用のヤスリの使用がおすすめです。爪は3層からなっているため、爪切りでカットしてしまうと爪の表面の層が剥がれる2枚爪になることがあります。 爪が伸びている場合には爪切りである程度長さを整えたあと、エメリーボードを使用すると時間短縮ができます。爪切りを使う場合には、爪への負担を小さくするため、少しずつ小刻みにカットするのがポイントです。エメリーボードを使用する場合、力を入れず一定方向に動かすようにしましょう。           

爪の表面に凹凸や縦筋がある場合、爪の表面を滑らかに整えて磨くバフィングを行うのがおすすめです。メンズネイルで最も印象が変わるのが爪表面の状態です。爪の表面に適度なツヤ感があるだけで、手の印象はガラッと変わるのです。爪の表面を整える際に使用するネイルバッファーはヤスリと磨く面が表裏についています。片面に２種類の目の荒さの違うヤスリが半分ずつ付いているものもあり、3面使うことができるものもあります。ネイルバッファーを使用する際は、ネイルバッファーを爪に押し付けないようにしましょう。ネイルバッファーを常に移動しながら凹凸や縦筋を滑らかに整えるようにします。ピカピカに磨くのに少し抵抗のある方は、最後の面はあまり使用せず、適度なツヤ感が残るところまでで終えるといいでしょう。ネイルバッファーは商品のパッケージに書かれている使用順に沿って使用しましょう。           

乾燥対策には保湿がとても重要です。ささくれができるのも乾燥が原因です。ハンドクリームをつける際に重要なのは指先までハンドクリームを塗ることです。ベタつきが残るのが苦手な男性も多いと思いますが、ベタつきの残らないタイプのハンドクリームも販売されています。            また爪先専用のクリームやオイルも販売されているので、常にバッグに携帯しておくのもいいでしょう。

一般的にマニキュアと言われている言葉は、マニス=手、キュア=お手入れ、すなわち手のお手入れのことを指します。ネイルサロンではマニキュアのことをポリッシュまたはカラーポリッシュと呼ぶのが一般的です。最近はメンズネイルブームもあり、男性もポリッシュを塗る方が増えています。ただ、ポリッシュを塗っただけでは、爪にポリッシュに入っている顔料が色素沈着をしたり、コーティング力が弱いため、数日で剥がれてしまうことがあるのです。          ただしい順番でカラーポリッシュを塗布すると、持ちが断然良くなり爪への負担も少なくなります。   

ポリッシュは除光液を使って取り除きます。    コットンにヒタヒタになる程度の除光液をつけ、爪の上にコットンをのせて、しばらく溶かしたあと取り除きます。ゴシゴシ擦ると爪周りにカラーポリッシュが広がるので、除光液をつけたコットンでカラーポリッシュに戦闘させるイメージです。除光液はアセトンを含むため、過度な使用は冷たくへの負担が大きくなるので、最低でも1週間に一度くらいの使用がおすすめです。           

ネイルグッズはネイルサロンでも購入できますが、男性の場合入りにくいと感じることもあると思います。エメリーボードやネイルバッファー、ハンドクリームはドラッグストアやネット通販で購入が可能です。