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ジェルネイルのオフに使うアセトンは注意!!正しい使い方とその他の方法も解説

ジェルネイルをオフする際、ジェルの種類によってオフの方法が異なります。セルフネイルを楽しまれている方が主に使用されるジェルは「ソフトジェル」と呼ばれていて、専用の溶剤「アセトン」を使用してオフをするのが主流です。アセトンは使い方次第では事故につながる可能性もあるため、アセトンについての正しい知識を持っておく必要があります。今回は、アセトンの特徴や正しい使い方、その他のオフの方法について解説します。

ジェルネイルの種類と落とし方

ジェルネイルには「ハードジェル」と「ソフトジェル」の2種類があります。ハードジェルは硬さと強度があり、長さ出しなどにも使用されるジェルです。ハードジェルは溶剤で溶けないため、オフをする際はファイルで削り切る必要があります。一方、ソフトジェルは柔軟性があり爪にフィットしやすいのが特徴です。ソフトジェルは溶剤で溶かしてオフすることができるため、ファイルで自爪を削ってしまう心配がありません。セルフネイルをする方にはソフトジェルがおすすめです。

 

アセトンの特徴

アセトンは強い「引火性」「揮発性」「特有のニオイ」があるのが特徴です。アセトンは第一石油類に分類される有機溶剤で、マイナス21度以上で引火してしまうため、冬でも引火の可能性があります。空気中に蒸発する揮発性があるため、揮発したアセトンに引火しないよう注意が必要です。また、特有のニオイもあるため、アセトン使用時には常に換気・通気を心がけることも重要です。アセトンを保管をする際には直射日光を避け、冷暗所に置くようにしましょう。

 

アセトンを使用した正しいオフの方法

ここからはアセトンを使用してオフをする方法を説明します。アセトンは揮発性のため、1本ずつアルミで巻いて爪に浸透させます。ジェルネイルのオフに使う溶剤は「ジェルリムーバー」と呼ばれることもあり、ジェルリムーバーにはアセトンが含有されています。

①コットンとアルミの準備をする

コットンは爪とほぼ同じサイズにカットし、アルミは約10cm角にカットし、オフする本数分をあらかじめ準備しておきます。

 

②ジェルネイルの表面をファイルで削る

アセトンが浸透しやすいように、ジェルネイルの表面をファイルで削ります。トップジェルの層を削る程度を目安に削りま。ファイルとは爪用のヤスリのことで、目の粗さが180グリットくらいのものがおすすめです。

③コットンにアセトンを含ませて爪にのせる

アセトンは脱脂効果が高いため、直接指で触らないように、カットしたアルミの上にコットンを置き、アセトンを含ませます。アセトンを含ませたコットンをピンセットで爪にのせるようにしましょう。

④アルミで包む

アセトンを含ませたコットンを爪に置いたらすぐに③で使用したアルミで指を包みます。アルミで包むことでアセトンの揮発を防いで、爪にアセトンを浸透させることができます。

⑤10〜15分時間をおく

ジェルにアセトンが浸透して、ジェルを溶かすため、10〜15分時間をおきます。

⑥プッシャーでジェルを除去する

甘皮ケアに使用するプッシャーやウッドスティックを使用して、溶けたジェルを爪から除去します。力を入れて無理やり剝がすのではなく、浮いているジェルのみを除去しましょう。一度で除去できない場合には、再度ファイルで軽く削って、アセトンを巻きます。

一度にアルミを外すと溶けていたジェルが硬くなってしまうため、1本ずつアルミを外してプッシャーでジェルを除去するのがポイントです。

⑦爪の表面を滑らかにする

ジェルがオフ出来たら爪の表面をファイルで整えます。スポンジタイプの目の細かめのファイルを使用して、爪の表面を滑らかに整えます。

⑧キューティクルオイルで保湿をする

ジェルのオフが終わったら手を洗い、爪周りを保湿するためのキューティクルオイルを塗布します。

 

その他のオフの方法

その他のオフの方法として、ジェルを完全にオフするのではなく一層ジェルを残す方法もあり、フィルインとも言います。アセトンを使用しないため、爪と爪周りの皮膚の乾燥やダメージが防げますが、一層残してファイルをする技術力が必要です。また、一層の残しをする場合には、硬さのあるベースジェルを使用するのがおすすめです。

①トップジェルとカラージェルの層を削り、ベースジェルの層を残します。ただし、白くなっている部分はリフトといい、爪とベースジェルの間に隙間ができています。ベースジェルがリフトしているところは残さないようにしましょう。

②新しく伸びて来た部分と、リフトして削った部分にのみベースジェルを塗ります。

③カラージェルとトップジェルを塗り、新しいデザインを施します。

 

まとめ~オフの方法~

ジェルネイルのオフに使用するアセトンは強い引火性・揮発性・特有のニオイがあります。しかし、正しく使えばセルフネイルでもジェルネイルをオフすることができます。この記事を参考にアセトンを正しく使い、爪を痛めないようにジェルをオフしてみてください。

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