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メンズネイルサロンメニューにあるオフのみとは?ネイリストが徹底解説

ネイルサロンのメニューをみると「オフのみ」というメニューがあります。これって何のこと?のみとは?と疑問に思う方にわかりやすく解説していきます。ネイルサロンの予約をするときに正しいメニュー選択ができるようにしましょう。

 

オフとは?

サロンメニューのオフとは基本的に「ジェルネイルのオフ」のことを指します。サロンによってはソフトジェルのみとしていることも多く、ハードジェルやスカルプのオフは時間がかかったり、技術が必要になるので別料金になることがあります。そもそもジェルネイルにはソフトジェルとハードジェルの2種類があることはご存じでしょうか。違いを確認しておきましょう。

  • ソフトジェル・・・アセトンで溶かせるので簡単にジェルを落とすことができる
  • ハードジェル・・・アセトンで落とせないので削らなければオフができない

※アセトンとはジェルやスカルプをオフするときに使う溶剤のこと

 

トップジェル以外はソフトジェルを使う場合が多く、トップジェルを削ればアセトンを使って溶けるのでセルフでもコツをつかめばオフができます。しかし、セルフでのオフはトップジェルの削りが上手くできなかったり、ジェルが溶ける前に無理に剥がしてしまい爪を痛ませてしまうことがあります。そのため、セルフでオフを行うよりもサロンで施術してもらった方が爪の健康の為になり安心です。

 

ジェルを落とした後は?

アセトンでジェルネイルを落とした後は油分や水分が揮発するため、爪が乾燥しています。乾燥した爪は割れや欠けの原因になるので、オフ後は爪の形や長さを整えることが重要です。爪表面も綺麗に見えるように磨いたり、甘皮を整えるとネイルのされていない状態でも健康的な手元に見せてくれます。ジェルネイルを取ったら爪がボロボロになった、とならない為にもオフの後の適切なケアが必要です。

 

サロンメニュー オフのみの料金

オフのみメニューは¥3000〜が平均価格です。しかし、このメニューはお店によって含まれる内容が異なりますので事前に確認しておきましょう。例えば、爪の長さや形の整え、表面磨き、甘皮ケアはオフのみのメニューにプラス価格となる場合もあります。記載されているメニュー内容をよく確認してから予約をしましょう。

 

オフのみ 施術時間はどのくらい?

サロンメニューのオフのみは、おおよそ1時間の予約枠で取っていることが多いです。落とすだけでそんなに時間がかかるの?とお思いの方も多いかもしれません。ジェルのオフをするだけであれば終了時間はもっと早いです。しかし、爪の長さや形を整えたり、表面を綺麗に磨いたり、甘皮ケアをしたりマッサージをしたりなどサロンによってオフのみのメニュー内容に違いがあるので、オフの後のケア込みで1時間と考えましょう。サロンによって時間枠には差がありますので、時間には余裕を持って来店するのがおすすめです。

 

間違えやすい!付け替えオフの違い

よく予約サイトなどを見ていると、付け替えオフ無料と記載されているのを見かけますよね。この付け替えオフとは、今ついているジェルをオフしてから新しいジェルを乗せる場合のこと。なのでオフされている状態は一瞬で、帰りのお店を出るときには新しいジェルネイルが爪の上に付いている状態です。オフのみはジェルネイルをお休みしたい、仕事や冠婚葬祭、入院や検査などの理由でネイルを落とさなければならない状態で予約をする方が多いです。オフのみは完全に爪の上にはジェルが乗っていない状態でお店を出て帰ります。ジェルを塗る前の爪の処理と完全オフの爪の処理の仕方には違いがあります。

 

なぜ付け替えオフが無料でできるのにオフのみは有料になるのか?と疑問に思う方も多いと思います。ジェルを塗る場合には付け替えのジェルの料金がかかるので、オフはプラス料金にはせず、おまけとして考えるサロンが多いです。付け替え時もオフの料金がかかるサロンもあります。しかし、オフのみでは新しいジェルの料金はかからない為、施術代としてオフの料金が必ずかかります。

 

オフのみの工程を解説!

サロンで行うオフのみはどの様な工程があるのだろう?という疑問を解消していきましょう。今回紹介するのはオフ後、爪の形整えやケア、マッサージも含めたメニューの場合です。ネイルサロンにより工程は異なりますので参考として覚えておきましょう。

 

・手指消毒を行う (施術の前は必ずエタノールでの消毒を行います。液剤で沁みるキズなどがあれば、この時点でスタッフに事前に伝えてください。)

・ジェルネイルをマシーンorファイルで削る (トップジェル〜カラージェルを削り、オフ剤を浸透しやすくさせます。)

・アセトンを浸透させる (コットンにアセトンを浸し、爪の上に乗せます。クリップ式のもので爪先を挟んだり、アルミホイルで爪先を巻きアセトンが揮発しないようにします。)

・柔らかくなったジェルを取り除いていく (メタルプッシャーを使用し、柔らかくなったジェルを取っていきます。)

・爪の長さや形を整える (ニッパーやエメリーボードで爪の長さを短く整えたり、希望の形に整えます。)

・甘皮のケアをする (ドライケアの場合はそのままマシーンなどで甘皮を上げて余分な部分をカット。ウォーターケアの場合はお湯に指先を入れて柔らかくしてから甘皮を押し上げてキューティクルニッパーでカットします。)

・爪表面のバッフィング・磨き (スポンジファイルで爪表面に残った細かいジェルを取り除いたり、シャイナーで磨き爪表面のツヤを出します。)

・甘皮周りにキューティクルオイルを塗布 (アセトンでオフした直後の爪は乾燥しています。ホームケアでもキューティクルオイルはこまめに塗りましょう。)

・クリームやオイルでハンドマッサージ (手全体がしっとりと保湿されて、ネイルがされていない爪先もうるおいのある健康的な手元になります。)

まとめ~オフのみについて~

今回はネイルサロンメニューの中にある「オフのみ」について詳しくご紹介しました。意外と知らないことも多かったのではないでしょうか?急にネイルを落とさなければならなくなったとき、自分でオフをするのは知識や技術がないと爪を痛ませてしまうかもしれません。そんなときはプロに頼れば安心ですね。プロに施術してもらえれば、ジェルネイルがついていない素の爪も綺麗にしてくれて自信を持つことができますよ。

 

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