ジェルネイルがすぐに取れる人の特徴は？理由と長持ちの秘訣を徹底解説

近年、ジェルネイルはネイルサロンのメニューの中でとても人気があります。メンズネイルで爪に色を付けたい人にも、ジェルネイルを選択する人が増えています。ジェルネイルはさまざまなデザインがあり、約3〜4週間持続するのが人気の理由です。しかし、長く楽しめるはずのジェルネイルがすぐに取れるという人もいます。今回はジェルネイルがすぐに取れる人の特徴や、すぐ取れる理由と長持ちさせる秘訣について徹底解説します。ジェルが取れやすい人の特徴やジェルが取れやすい原因を知って、改善できることがあればぜひ取り入れてみましょう。

ジェルネイルとは

ジェルネイルはジェル状の樹脂を爪に塗り、LEDまたはUVを照射して硬化させます。自爪を土台にジェルを塗布するため、ぷっくりとした仕上がりで、爪の表面がとてもきれいになり、持ちが良いのが特徴です。約3〜4週間すると、ジェルの端が爪から浮いてくることがあり、「リフト」と言います。ジェルネイルがリフトしたまま放置していると、リフトした隙間から水分などが入り菌が増殖する可能性があります。ジェルネイルは定期的にメンテナンスをする必要があるのです。リフトしてきたら、一度ジェルネイルを落として新たにジェルを施すか、リフトした部分を削り、その部分にジェルを足す「フィルイン」をします。

 

ジェルネイルがすぐ取れる人の特徴

本来3〜4週間持つとされるジェルネイルですが、すぐ取れてしまうという人もいます。ここでは、すぐにジェルネイルが取れてしまう人の特徴について解説します。

①水に手が触れることが多い

ジェルの性質上、水気、湿気に弱いため、水に手が触れることが多いと、ジェルネイルと爪のわずかな隙間から水分が入りリフトが早まります。洗い物をよくする方や、男性の場合にはスイミングやサウナ・岩盤浴などによく入る方もリフトしやすい傾向です。

 

②指先をよく使う

指先を使うことで、爪への負担が増え、ジェルネイルの持ちが悪くなります。爪先を使ってテープを剥がしたり、缶ジュースのフタをあけると爪先からジェルが剥がれてくることがあります。また、爪先を使って頭を洗う人やパソコンを打つ際に爪先を使うことでも爪への負担がかかり、爪の先端からジェルネイルが剥がれる原因となるのです。

 

③手汗をかきやすい

ジェルは水分や油分が天敵で、緊張やストレスで手汗をかきやすい人や、代謝が良く汗をかきやすい人はジェルネイルが取れやすいです。水に触れる機会が多いわけではないのに、ジェルが取れやすいという人は、手汗の分泌が多い可能性が考えられます。

 

④爪が柔らかい・薄い

爪が柔らかい人は、ジェルの土台となる自爪がしっかりしていないため、ジェルが密着しづらい傾向にあります。また、爪にしなりがあるため、硬いジェルとの間に隙間ができやすく、リフトしやすいです。爪の強化にもなると言われるジェルネイルですが、爪が柔らかいまたは薄い人はリフトしやすいという面もあります。

 

施術によるジェルの持ちが良くなくなる原因

ジェルネイルは、生活スタイルや爪の状態により持ちが良くなくなるほか、施術方法によって持ちが悪くなることもあります。セルフネイルを楽しむ方も増えていますが、持ちがよくなくなる原因を知っておくと改善できることもあるでしょう。

 

①プレパレーション不足

ジェルの持ちが良くなくなる原因で多いのが、ジェルを塗布する前に行う「プレパレーション」が不足していることです。
プレパレーションとは、爪の長さと形を整え、甘皮の処理、サンディング、油分・水分の除去をすることを言います。爪の形を整えた際にエッジが滑らかになっていないと先端に塗布したジェルが剥がれやすくなってしましいます。また、甘皮処理では爪と甘皮の間の角質を処理しますが、角質が残っているとジェルが付着して密着が悪くなるのです。ジェルの持ちをよくするために爪の表面のツヤを消す程度にファイルでキズをつけるサンディングも不足していると、ジェルの定着が悪くなることがあります。

 

②ジェルの塗布量が合っていない

ジェルネイルの塗布量が少ないと、強度が弱まりすぐにリフトしてしまうことがあります。また、強度を高めたいからと厚塗りをしすぎるのもNGです。爪の厚みに応じて適切な量を塗布することが大切です。

 

③ジェルの塗布方法が適切でない

ジェルを塗布する際は爪の先端のエッジを包み込むように塗布します。エッジの塗布不足の場合には、先端から剥がれることがあります。また、爪からはみ出してジェルを塗布をすると、はみ出したところからリフトします。キューティクルや爪のサイドの皮膚に付かないように塗るのがポイントです。

 

ジェルネイルの長持ちの秘訣

ジェルネイルを長持ちさせる秘訣は、日々の手の使い方に少し気を使い、正しいジェルの施術方法をすることです。何か作業をする時は、爪先を使って作業をするのではなく、指の腹を使うように心がけるだけでも変わります。ジェル塗布後に爪が乾燥すると、塗布した時よりも爪が縮んでしまい、爪とジェルの間に隙間ができやすくなるので、ハンドクリームなどで爪周りの保湿を心がけるようにしましょう。また、洗い物の際はゴム手袋を着用し、お風呂に浸かるときに指先を湯船に浸けないようにするなど、日々ちょっとした工夫をすることも大切です。セルフネイルでジェルネイルをしている方は、一度プロの施術を体験してみるのも良いでしょう。

 

まとめ～ジェルネイルについて～

ジェルネイルはきれいな爪を長く維持できることで人気です。ジェルネイルを長持ちさせるためには、日々の手の使い方やジェルの塗布方法などがポイントです。この記事で紹介したジェルを長持ちさせる秘訣を参照に、できることを試してジェルネイルを長く楽しんでください。