「せっかくジェルネイルをしたのに2週間も持たない」と悩んでいませんか?一般的なジェルネイルの持続期間は約3週間。しかし、場合によっては2週間を待たずして剥がれてしまうこともあり、どうしてすぐに剥がれてしまうのか疑問に思っている人もいるでしょう。そこで本記事ではジェルネイルが剥がれやすい理由を8つご紹介。原因を把握し、ジェルネイルが長持ちするように対策しましょう。
目次
ジェルネイルが剥がれやすい原因とは?
ジェルネイルが剥がれる理由は主に施術方法と習慣にあります。以下ではそんな理由と剥がれにくくするコツをご紹介するので、是非参考にしてください。
爪の先端まで塗れていない
通常、ジェルネイルはエッジと呼ばれる爪の先端部分まで塗るのが基本です。しかし、施術時に先端を塗り忘れたり、深爪していて先端が塗れなかったりする場合は、爪先からネイルが剥がれやすくなってしまいます。
・筆の先端でエッジを塗る
・筆を垂直にしてエッジを塗る
先端部分の塗り方は主に2種類。上記どちらの方法も、使用するジェルは少量が望ましいです。ジェルボトルのフチなどで筆をしごいてからだと、余分なジェルを落とせるため塗りやすくなります。
爪が薄い
爪が薄いと先端部分に塗る範囲も限られ、通常の爪と比べるとエッジのカバー力も劣ります。ちょっとした衝撃でネイルが先端から浮いてしまうこともあるでしょう。
・ノンサンディングジェルを使う
・ジェルの層を少し増やす
サンディングはジェルネイルを長持ちさせるためには重要ですが、爪が薄い場合はさらに爪に負荷をかけることになるため、あまりおすすめできません。健康的な爪が伸びるまで待つのがベストですが、もともと爪が柔らかかったり薄かったりする人は、ネイルをしていないとすぐに爪が折れてしまうでしょう。爪の補強をしつつ、ネイルを長持ちさせるためには、サンディング不要のジェルを使用し、少し厚みを持たせて爪の薄さをカバーしてください。
ジェルネイルの下処理が正しくできていない
セルフネイルに多く見られる原因は、下処理の甘さです。
・サンディング
・甘皮処理
・水分油分の除去
サンディングされていないと、爪との密着度が下がりネイルが浮きやすくなってしまいます。自分で爪を傷つけることに抵抗がある人は、ノンサンディングタイプのジェルを使うと良いでしょう。一方、面倒に思われがちな甘皮処理は、ネイルの凹凸を防ぎきれいに仕上げるためだけでなく、長持ちさせるためにも重要なポイントです。甘皮の上からジェルを硬化すると、爪が伸びると同時に根元部分が浮き、そこからネイルが剥がれてしまいます。水分・油分の除去は、サンディングと同様に爪とジェルの密着度を高めるために必要な工程です。
・エタノールで油分を拭き取る
・ハンドソープで手洗い後、しっかりと水分を拭き取る
エタノールが手元にない人は、油分除去の役割も果たしてくれるハンドソープで代用可能です。爪のキワや裏までハンドソープでしっかり洗いましょう。ただし、水分の除去も漏れなく行ってください。さらに確実に水分・油分を同時に除去したい場合は、ベースジェルを塗る前にプレプライマーを使用することもおすすめです。
手が乾燥している
・乾燥肌
・ハンドクリームを塗っていない
・ダンボールをよく扱う
指先は手のなかでも乾燥しやすい部分。夏だからと言ってハンドクリームを塗っていないと指先はすぐに乾燥してしまいます。ハンドクリームの通年利用はもちろんのこと、ネイルオイルも積極的に活用しましょう。また、仕事でダンボールをよく扱う人も要注意。ダンボールは手の油分を奪うため、指先がカサカサになってしまいます。特に重たいダンボールを取り扱う人は指先への衝撃が大きく、ジェルネイルが端から剥がれやすい傾向にあります。仕事柄こうした状況を避けられない人は、ネイルの下処理や乾燥対策でカバーし、少しでもネイルを長持ちさせられるよう工夫しましょう。
PCのタイピングに問題がある
パソコンをよく使用する人は、タイピングの仕方によってネイルが剥がれやすくなることがあります。
・キーを強く打つ
・キーを指の先端で打つ
分厚いキーボードを使っている人や過去に使っていた時の癖が残っている人は、比較的キーを強く打つ人が多めです。また、キーを爪先で打っている人は、ネイルの先端が徐々に削れて早めに剥がれてしまうこともあります。
・薄いキーボードに変更する
・指の腹でタイピングする
・指を滑らせるようにタイピングする
打鍵音が大きい人は、上記3つのポイントを意識してください。これらをおさえると、優しくタイピングできるようになり、ネイルの剥がれも防げます。
水仕事を頻繁にする
水仕事は手元の乾燥を招きやすく、ジェルネイルの持ちが悪くなる原因のひとつです。食器洗いや掃除、洗濯など家事を頻繁に行う人はネイルが剥がれやすい傾向にあります。
とはいえ、家事は生活の上で欠かせないので、ゴム手袋をはめるなどして対策するのがおすすめです。
長風呂する
美容に良いとされている半身浴は、ジェルネイルにとってはあまり良いものではありません。長風呂をすると爪の根元の皮膚がふやけてシワになり、皮膚とジェルネイルの間に隙間ができます。ここから水が入るとジェルネイルが浮いてしまうため、半身浴を習慣にしている人は爪先はお湯に長時間浸さないように工夫すると良いでしょう。
ネイルライトの種類を間違えている
ジェル自体にはUV ライト対応のジェルとLEDライト対応のジェルの2種類があり、対応しているライトを間違えると正しくジェルが硬化できません。しかしながら、最近ではUV/LEDライト両方に対応しているモデルが多く、家庭用モデルもこちらが一般的。原因である可能性は低いですが、他の項目に当てはまらない場合はこちらも確認してみましょう。
まとめ~ジェルネイルの注意点~
ジェルネイルは下処理から生活習慣まで、さまざまな場面で剥がれる要因があります。しかし、セルフネイラーは正しい施術方法を意識すれば、ネイルが長持ちするのと同時にセルフネイルの技術力アップも目指せます。さらに乾燥や水仕事対策として、美意識の高い生活を心がければ、手元の美しさもレベルがあがるでしょう。剥がれやすさに悩んでいる人は、ぜひ今日から試してみてください。
・セルフネイル歴 3年半
・出身地 埼玉県
・趣味 犬と散歩すること
・一言 セルフネイル好きのフリーライター。デザインはOL系から個性派までストライクゾーン広めです。アマチュア目線のわかりやすい記事を心がけています。