女性の秋冬ネイルデザインでは王道人気のべっ甲柄ネイルですが、メンズネイルにもおすすめです。むしろ、メンズが冬服に合わせてシックにべっ甲柄を取り入れるのがかっこいい!これからメンズネイルで流行るであろう、べっ甲ネイルについて詳しく解説していきます。
セルフでも簡単にできるHow toも説明していますので、セルフネイル派の方もべっ甲ネイルにチャレンジしてみてください。
目次
べっ甲ネイルってどんなデザイン?
べっ甲といえばサングラスや眼鏡のフレームに使われていることが多いですよね。その名の通り、べっ甲ネイルはべっ甲に似た色味や透け感、模様がなされているデザインのこと。ファッション小物のようにネイルにもべっ甲を取り入れれば、よりおしゃれ上級者なイメージになります。
べっ甲ネイル、どう取り入れる?
べっ甲ネイルをやりたい!と思ったらどのように取り入れたら良いのかを確認しましょう。やり方によってはダサく見えてしまう事もありますので注意しましょう。
全部べっ甲はNG!
まず10本全ての爪にべっ甲ネイル、これはダサいです。やりすぎ感が出てしまうので避けましょう。べっ甲ネイルは片手2~3本に留めてバランス良く配置するのが肝です。
色の組み合わせで楽しむ
べっ甲と言っても様々な色味のべっ甲があります。元々は濃淡を変えて茶色のみでつくるべっ甲ネイルが一般的でしたが、近年では色の組み合わせで様々なべっ甲ネイルを作っている方が多く見受けられます。
- 色の濃淡で茶色のみ→オーソドックスなべっ甲柄。濃淡をしっかりと出すこと
- 茶・黒・オレンジ→茶色のみよりも深みのあるべっ甲に
- 白・黒→モノトーンでクールなイメージ
- 赤・白・黒→周りと差を付けたいときに
べっ甲柄以外はワンカラーでシンプルに
メンズネイルでべっ甲を取り入れるのならば、べっ甲柄以外はシックな色味のワンカラーでまとめるのが良いでしょう。ごちゃごちゃと他のアートを取り入れるより、べっ甲だけをメインとして際立たせた方がネイル全体の余裕があり、センスを感じられます。
ワンカラーの色は黒・ネイビー・ブラウン・カーキ・ボルドーなどがおすすめです。冬服に浮かずに合わせやすいダークトーンのワンカラーとべっ甲を合わせましょう。
金箔などを入れても◎!!
メンズネイルでパーツやアートを入れすぎてしまうとごちゃついてしまいますが、金箔ならやりすぎ感はなく良いアクセントになってくれます。べっ甲柄には金箔をちりばめて入れると高級感がでるのでおすすめです。
セルフでも簡単にできる!べっ甲ネイルのHow to
一見、セルフでやるのは難しそうなべっ甲柄ネイルですが、コツを覚えておけば簡単にできちゃうんです。ポリッシュ・ジェルのそれぞれの方法や必要なものをご紹介しますので、ぜひ参考にしながらやってみてください。
ポリッシュでつくるべっ甲ネイル
ポリッシュの場合は乾ききる前に柄をぼかすのがコツです。時間をかけてしまうと上手く柄ができずにポリッシュがもたついてしまうので、感覚でササっと行いましょう。
ポリッシュの場合で必要なもの
- ベースまたはトップコート
- シアー感のあるポリッシュ(茶・グレー・白・赤などが良い)
- 発色の良いポリッシュ(深めの茶・黒が良い)
- あれば金箔
※ネイルケア、ベースコートの塗布を終わらせた状態からの解説
- シアー感のあるポリッシュを塗る(べっ甲柄のベースとなります。)
- 発色の良い茶・黒などのポリッシュを使い、まだらに配置する(柄になる色。塗るというよりもハケの先に付いたポリッシュを置くという感覚です。)
- 2のポリッシュが乾く前にベースまたはトップコートで柄のフチををぼかす(クリアでぼかすことで柄が柔らかくなじみます。)
- 2と3の工程をもう一度繰り返すとハッキリとした柄になります。柄が強く発色しすぎてしまったら、シアー感のあるポリッシュを重ねると柔らかくなります。
- 金箔を細かく散らしたり、柄の部分に小さめに配置させると高級感UP。
- 最後にトップコートでコーティングする。
ジェルでつくるべっ甲ネイル
ジェルの場合はライトに入れなければ固まることなく、調節ができるのでお好みの柄が作りやすいです。しかし、筆で触りすぎてしまうと全体的にぼやけた印象になってしまうので、触りすぎないのがコツです。
ジェルの場合で必要なもの
- クリアジェル
- 発色の良い茶・グレー・白・赤などのカラージェル
- あれば金箔
※ネイルケア、ベースジェルの塗布を終わらせた状態からの解説
- 発色の良い茶・グレー・白・赤などのカラージェルとクリアジェルをまぜてシアー感のあるベースカラーを作り、塗布してライトに入れて硬化させる。(もともとシアー感のある色を使ってもOK)
- 茶や黒などのハッキリと発色するカラージェルをまだらに置く。クリアジェルを筆にとり、カラーのフチをぼかす。(ジェルの場合、ライトに入れる前なら固まらないので柄の調整がしやすいです。)ライトで硬化させる。
- 2の工程をもう一度行い、柄の立体感を出す。1のシアー感のジェルを重ねて柔らかさをだしても◎
- クリアジェルを薄く塗り、金箔を細かく散らす。柄の部分に小さく配置させても。配置が決まったらライトで硬化。
- 最後にトップコートでコーティングする。
まとめ~べっ甲ネイル~
メンズネイルにおすすめのべっ甲ネイルについて解説しました。冬のファッションに合わせてべっ甲ネイルをして、これからのメンズネイル流行の最先端になるかも?!セルフでも簡単にそれっぽくできるので、ぜひチャレンジしてべっ甲ネイルを楽しんでみてくださいね。
・ネイリスト歴 4年半
・出身地 神奈川県
・趣味 パン屋さんからコンビニパンまで美味しいパンを探すこと
・一言 世田谷区にあるプライベートネイルサロンオーナー兼ネイリスト。
「日常をちょっと楽しくするネイル」をコンセプトに、ほっとするネイルデザインのご提案や落ち着く空間づくりを大切にしています。
・ネイリストとしての可能施術(施術実績) ネイルケア・ジェルネイル。メンズネイルはリピーター様のご紹介のみ受け付けています。
・在籍店舗 nailsalon ma-ni (ネイルサロン マーニ)
・SNS @nailsalon.ma_ni (Instagram)