今回はケア道具の中でも少し本格的なアイテムをご紹介していきます。ネイルケアアイテムがたくさんあって、名前や用途が似ているからわかりにくい…と感じる方にも、わかりやすいように解説していきますのでぜひ最後までご覧ください。
ネイルケアにこだわりたい方にぜひ知っていただきたいアイテムです。使いこなしてネイルケア上級者になりましょう。
ネイルニッパー
ネイルニッパーは伸びた爪を切るアイテム。ニッパー型の爪切りの事です。1回目のケア道具紹介でご紹介した「キューティクルニッパー」とは別物になります。
ネイルニッパー= 爪を切る
キューティクルニッパー= 甘皮を切る
このように用途が異なります。ネイルニッパーでは爪を切る目的なので、甘皮やささくれを切るなどの細かい作業には向きません。キューティクルニッパーは刃先が細く繊細なので爪を切るなど他の作業に使うと刃が悪くなってしまうこともあります。
それぞれの用途に合わせて、刃のサイズや厚みが異なる作りになっていますので、間違えないようにしましょう。どちらのニッパーも保管の際には刃先をガードするようなカバーやケースに入れて保管しましょう。落としてしまうと刃先が曲がってしまいますので、保管方法や持ち運ぶ際には注意が必要です。
プロも愛用する「SUWADA」のネイルニッパー
ネイルニッパーは数百円~低価格で購入できる物もありますが、せっかく新しく購入するのであれば良いものを使いたいですよね。そんな方にはSUWADAのネイルニッパーがおすすめです。
ネイリストであれば、ほとんどの人が使っていると言っても過言ではありません。サクッと心地よく切れる心地よさと、クラシックな見た目も特徴です。大人のメンズネイルケアを始めるのであれば、チェックしておきたいアイテムです。
ネイルマシーン
ネイルマシーンは爪の表面を整えたり、甘皮のケアを行ったり、ジェルネイルのオフやスカルプネイルを削る作業に重宝します。手で作業するよりも時短になりますし、隅々まで届くので仕上がりも綺麗です。便利な反面、使い方を間違えると爪を削りすぎてしまうなど、危険な面もあります。慣れないうちはゆっくりの速度から始めるなど、練習が必要です。ネイルマシーンは本体の機械と先端に取り付けるビットをはめて使用します。
ケア用マシーンビット
マシーンの先端に取り付けて使用します。用途によってビットを付け替えることでひとつのマシーンで様々な作業が可能となります。ビットはマシーンを購入するとセットになっている場合もあります。オフに使用するビットとケアで使用するビットでは形やグリッド(粗さ)が異なりますので、使用する前に確認しましょう。ケアで使用するビットはメーカーによって様々な形状や名前があります。ケア用ビット以外にも、グリーンポイント、ピンクポイント、オニクリーンなどをネイルケアに使用します。
グリーンポイント
ピンクポイント
オニクリーン
ハンドローション
手肌の保湿やマッサージをするために使用します。ハンドローションは水分が多い為さらっとなじみ、肌にみずみずしいうるおいを与えます。ネイルケア用語集1回目で紹介しているキューティクルオイルは、甘皮周りの部分的な保湿を行うアイテムです。甘皮周りを保湿することでネイルの持ちや育成にも関わります。
しかし、爪周り以外にも手肌全体の乾燥を防ぐことが大切です。水分や油分がバランス良く整うと自然なツヤができ、清潔感のある綺麗な手肌に見えます。ネイルケアを行うのであれば、手全体のケアも怠らないことが上級者への一歩です。
ハンドローションとその他のアイテムの質感の違い
ハンドローションのように保湿やマッサージで利用するアイテムは他にもあり、主に水分と油分の量で呼び方が異なります。質感の違いを理解することで自分で選ぶときに最適なアイテムが選べるようになります。
- ハンドローション→水分が多いので肌へのなじみが早い、ライトな使用感。
- ハンドクリーム→ローションよりも油分が多いため乾燥しにくい、しっとり。
- マッサージオイル→肌にすっと伸び滑りを良くする。水分がなく乾燥しづらいので長時間のマッサージがしやすい。オイルの質感にもよるが重ために感じることも。
質感以外にも香りの好みなどで選べば、使う時間も至福の時間になりますよ。
ハンドパック(マスク)
顔用のパックのように、手も時間を置きしっかりと化粧水や美容液を浸透させることでうるおいのある手肌になります。手袋型の袋の中に化粧水が浸っているので、手を入れて10分~15分程置いておくだけ!置いている間はスマホを触ったりなどの作業もできますので、ながらケアが簡単にできちゃいます。
まとめ
今回はネイルケア用品の中でも少し上級者向けのアイテムをご紹介しました。ケアアイテムを買い足していく時に、どれがいいかな?と商品の違いを見極めながら選ぶことができれば、大切にアイテムを使用したいという気持ちも生まれるはずです。