「ネイル」という言葉を耳にすると、女性のオシャレや身だしなみの一つである、と考える人は多いでしょう。
しかし、近年では「メンズネイル」という言葉が浸透し始めているのです。メンズネイルは、身だしなみの一つとして考えられることが多く、今後のビジネスシーンにおいて重要な要素の一つになる可能性を秘めています。
本記事では、近年のメンズネイルの扱いとそれに伴うビジネスシーンについて詳しく解説していきます。
目次
近年の美容事情
近年は、新型コロナウイルスの影響によって、自宅の滞在時間が以前と比べて格段に増えている人が多く見受けられます。
自宅にいる時間が長くなるということは、自分の姿を他人に見られる機会が減るということです。よって、自身の身だしなみに気を使わなくて楽だ、という声が世間で上がっています。
一方で、有り余る時間を有効的に用いようと、自身の容姿や身だしなみに時間を割く方が増えてきました。さらに、外出する機会は1〜2年前と比較すると増えたため、オシャレに対して気を使う方も同時に増加したようです。
メンズネイル流行のきっかけは?
新型コロナウイルスの感染拡大によって、在宅ワークやリモートワークの普及が大きく進んでいます。在宅ワークとなると、パソコンを使用する機会が格段に増えるため、それに伴い些細なビジネスシーンでも手元を気にする方が多くなりました。
そして、毎日のように自分の手元を見る時間が増えたことで、自身の「爪」を手入れしようと考えた男性が多くいるようです。
その結果、一般のネイルサロンだけではなく、メンズ専門のネイルサロンが世間に浸透したことで「メンズネイル」という言葉も普及しました。
現在では、LGBTQの考え方やZ世代による多様性の広がりによって、男女という枠組みを超え、一人の人間が自己表現をするための手段が「(メンズ)ネイル」なのだ、と主張する声も上がっています。
メンズネイルをする目的
では、メンズネイルを行う目的は、どのようなものがあるのでしょうか。具体的に次のような例が挙げられます。
- 自己表現のうちの一つ
- 美意識を持つため
- 身だしなみを整えるため
以下で詳しくみていきましょう。
自己表現のうちの一つ
Z世代などの若い世代になると、現代教育の革新によって、性差的意識は年配層に比べて非常に低くなっています。よって、「ネイル = 女性がするもの」という認識は元からなく、「ネイル = 自分を表現する手段の一つ」として考える方が多いのです。
この認識の理由は、教育的な面だけではなく、有名人やインフルエンサーによるメンズネイルの普及も原因の一つです。
特に若年層は、好奇心の溢れる世代であるため、メンズネイルを興味や雰囲気ですることによって自己表現を行なっているのではないでしょうか。
美意識を持つため
自分に美意識を持つということは、自信やモチベーションのアップに繋がります。
指先からオシャレを施すことは、もちろんファッションの一つにもなりますし、自己肯定感が上がるため、自分を突き動かす動機づけの一つになります。
身だしなみを整えるため
メンズネイルは「オシャレ」として捉えられがちですが、「身だしなみの一環」として考えることもできます。
前述の通り、メンズネイルが普及したきっかけは、コロナ禍における在宅ワークにて、手元を気にする機会が増えたことが挙げられます。つまり、初期の段階でメンズネイルを行なった方は、清潔感を保つために始めています。
さらに、新型コロナウイルスの感染が落ち着けば、他人と接触する機会は増えるため、身だしなみに気を使う場面も多くなります。すなわち、指先から整えるメンズネイルは、身だしなみの一環として捉えることができるのです。
メンズネイルはビジネスマナーになるのか?
さて、メンズネイルは身だしなみの一つである、というお話を上記でみていきました。では、ビジネスシーンにおけるメンズネイルはどのようなイメージを与えるのでしょうか。
メンズネイルは、派手目な色を塗ったり、デコレーションを施したり…というイメージを持たれますが、それだけではありません。爪を整えて美しくすることでも、メンズネイルに含まれるのです。
対面で行う商談や会議などのビジネスシーンを想像したとき、指先から綺麗なビジネスマンは好印象を持たれるに違いありません。よってメンズネイルはビジネスマナーになり得るのです。
現在では、カラーネイルや派手なネイルを禁止する企業もありますが、多様性を取り入れる社会へと進展しているため、これらがビジネスマナーの一環となる未来もそう遠くはないでしょう。
まとめ~メンズネイルのビジネスシーン~
本記事では、身だしなみとして扱われるメンズネイルとビジネスシーンについて詳しく紹介していきました。
ネイルを行う目的は、自己表現、美意識、身だしなみと多種多様です。中でも、身だしなみに気を使う男性が増えてきているため、更なるメンズネイルの普及が期待できます。
そして、ビジネスマナーは、時代と共にアップデートを重ねていくため、メンズネイルが一般的になる日が来る可能性は大いにあります。これを機に今からメンズネイルを始めてみてはいかがでしょうか。
・メディア運営歴 5年
・出身地 鹿児島県
・趣味
サッカー観戦。(マンチェスターCファン歴7年)
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過去に10以上のメディア運営を経験。現在はフリーランスとしてメディア事業のサポート、広告運用、オフショア開発などに携わっております。34歳でメンズネイル挑戦を検討中。好きなファッションは10代から変わらず裏原系。
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