メンズネイル施術をサロンで受ける
サロンに行く時の最初のステップとしてまず悩むのが、どのネイルサロンを選ぶのかだと思います。初めてのネイルケアにおすすめは、男性専用のネイルサロンです。
周りのお客さんも男性ばかりですし、メンズネイルに特化しているので安心です。男性専用のネイルサロンは人気があり増加傾向にあります。
また、サロンによっては爪噛み防止やギターネイルなどの爪の悩みに合わせたコースがあったり、完全個室で施術が受けられたりと男性の為のネイルケアの選択肢が広がってきています。
サロンによってコースの種類や施術内容が異なるので、事前に施術内容や料金の確認、予約をしてから行くのがおすすめです。爪のケアに加えて、ハンドマッサージやパックなど、手自体のケアができるコースもあります。
また、マニキュアやジェルネイルをしてみたい人も、事前に確認をしてみてください。男性専門のサロンだとケアのみのコースが多いようです。
メンズネイルサロンでの施術&流れ
初めてネイルサロンに行く人は、どんな施術をするのか分からないことも多いかと思います。実際にネイルサロンで行われる施術を簡単にご紹介します。
①爪の長さを整える
一番最初に爪の長さと形を整えていきます。ネイルサロンでは爪切りではなくニッパーで、爪をカットしていきます。その後は大きなヤスリで「ファイリング」をし、爪の形を整えていきます。爪先の形はスクエアやオーバルなども選択できるようですが、メンズネイルで一般的なラウンドを選択するのがおススメです。
②甘皮処理
爪の生え際の根元部分のいらない角質や甘皮をきれいに除去していきます。専用のクリームやリムーバーを塗ってから指先をぬるま湯につけ、柔らかくします。
その後、プッシャーで爪の甘皮を整えたり、キューティクルニッパーで余分な部分を取り除きます。やり方はサロンによって若干の違いがありますが、甘皮をきれいにするだけでも手の印象が変わります。また、甘皮をきれいにするとより健康的な爪が生えるといわれています。
③爪表面を磨く
バッファー(スポンジのやすり)で磨いて、爪表面の凹凸をなめらかにします。爪表面をさらに磨き上げ艶をだしたり、爪が薄い方はコーティングしたりという施術も受けられます。爪の状態や希望に合わせて仕上がりを選ぶことが出来るので、艶を出さずに自然な感じを希望する人は光らないように仕上げてもらえます。
爪の表面を整えることで、乾燥などによる引っかかりなども防げます。この後に希望があれば、マニキュアやジェルネイルなどをする過程に進みます。
④保湿
キューティクルオイルやネイルオイルを爪の周りに塗って完成です。
自分でネイルケアをする
爪のケアにかけるお金も時間もない、でも清潔感ある爪を手に入れたいという人も多いはずです。近年では様々なホームケアセットが販売されています。基本のアイテムが揃ったセットを手ごろな値段で購入すれば、お金も時間もかけずに、自宅にいながら自分でケアをすることが簡単にできます。
足りないアイテムやグッズは好みに合わせて買い足せば無駄もありません。また、電動式ネイルケアキットなど時間のない人にピッタリのアイテムもあるので目的や用途にあわせて使い分けするのもおススメです。
ネイルケアグッズを大切な男性へプレゼントとして贈る女性も増えてきており、男性用のネイルグッズのラインナップもプチプラからデパコス、ハイブランドまでと充実しつつあります。爪や指先が性別を問わず意識され、細かくチェックされるポイントになってきているという表れでもあります。
自分でするネイルケアの流れ&ポイント
男性の中には爪切りでしかネイルケアしたことがない人も多いかと思います。自分でネイルケアをするにはどんなアイテムが必要になるのかをポイントと合わせて紹介します。
基本的な流れはサロンと同じです。
①爪の長さを整える
アイテム:爪やすり(ネイルファイル)→爪の長さ、カタチを整える
自分でネイルケアをするときは、爪切りではなく爪やすり(ネイルファイル)を使うことをおススメします。爪は一枚に見えていますが、実は三層に分かれています。爪切りで強い圧がかかることによって層が断裂し脆くなり二枚爪になりやすくなります。また、もともとが深爪だった場合、爪切りで短く切りすぎてしまう恐れもありますが爪やすりを使えばそんな心配もありません。
まずは、爪やすりを使って爪の先端を少しずつ力を入れすぎないように削っていきます。この時、一方向に動かすのがポイントです。形は地爪の輪郭に沿って整え、白い部分が1mm残るくらいの長さが目安になります。爪やすりの使用頻度としては週に1回程度です。
②甘皮処理
アイテム:リムーバー→甘皮をふやかし処理しやすくする(お湯で代用可)
プッシャー→甘皮を押し上げる(綿棒や爪楊枝で代用可)
ニッパー→余分な甘皮をカットする
爪を適度な長さ、形に整えたら、次は爪の根元の部分の甘皮を除去していきます。お湯に指先を浸して柔らかくなった甘皮を、プッシャーや綿棒、爪楊枝などで押し上げていきます。
甘皮が固くうまく処理できない時は、専用のリムーバーを先に塗っておくと処理がしやすくなるので、チェックしてみてください。
深くまで処理をしようとすると爪や皮膚が傷ついたり炎症が起きたりするので、力を加えすぎないのがポイントです。爪表面に被っている皮のみを取るようにして、はみ出したところやプッシャーで押し上げた甘皮部分をニッパーでカットします。
③爪表面を磨く
アイテム:バッファー→爪の表面を整える
シャイナー→爪の表面の凹凸をなくしてツヤを出す
爪をよりきれいに見せたいなら、爪の表面を削るバッファーやツヤ出しのためのシャイナーを使うのがおススメです。まずは、バッファーを爪表面のカーブに合わせて動かし、凹凸を無くします。その後にシャイナーで、まんべんなく磨くとツヤが生まれるので、より美しい指先になります。「ツヤツヤ感が気になる」という方はこのシャイナーの工程を省いても大丈夫です。初めて使う方は、選ぶ煩わしさがないので、爪やすり等とセットで販売されているものもおすすめです。
④保湿
アイテム:ハンドクリーム→手や指先を保湿する
ネイルオイル→爪まわりや根元を保湿する
最後にハンドクリームを塗って完成ですが、ネイルケア後だけではなく、手洗いや消毒の後にもハンドクリームをこまめに塗って、日々潤いチャージをしましょう。爪まわりの乾燥が気になる方は、ネイルオイルを塗るのもおすすめです。ネイルオイルは爪の根元や周りに軽くぬって、優しく指でなじませます。こまめに行うことで、ささくれ予防にもなります。
まとめ
本記事ではメンズネイルの施術についてサロンで行く場合と自分自身でやる方法を2種類紹介しました。
次回の記事ではセルフメンズネイルに欠かせないアイテムを紹介していきます。