「ネイルサロンに言ってみたいけれどどんなメニューがあるのかわからない」
「ネイルサロンの料金はどれくらいなの?」
という方も多いのではないでしょうか。ネイルサロンのメニューでは専門用語が使われていることも多く、特に男性がネイルサロンに行ってみたいという場合には、女性以上にわからない用語が多いと思います。今回は初めてネイルサロンに行ってみようと思う方に、ネイルサロンのメニューの疑問を徹底解説します。
メニューの選び方①施術を受けたい箇所は?
ネイルサロンで提供されているメニューには、爪だけではなく、爪に関わる範囲のメニューが準備されています。「手」に関わるハンドメニューと「足」に関わるフットメニューがあります。まず施術を受けたい箇所を選択しましょう。
手と手の爪のお手入れは「ハンドメニュー」から選択
ネイルサロンは女性が行くものというイメージの方も多く、華やかなアートなどを想像する方も多いでしょう。近年はメンズネイルをする男性も増えていて、メンズネイルの中でも人気があるのが、手と爪のお手入れです。「ウォーターマニキュア」や「ネイルケア」や「メンズネイルケア」というメニュー名で表記されていることが多いです。
手は人前に出すことも多く、爪は意外と人の目につきます。爪先をきれいにしておくことは相手に清潔感のある印象を与えます。ビジネスシーンにおいて名刺交換やプレゼンなどをする男性は、爪先のお手入れをするメンズネイルケアがおすすめです。
〈主な手と爪のお手入れメニュー〉
- ウォーターマニキュア(ファイリングとキューティクルケアをする基本のネイルケア)
- ファイリング(爪の長さと形を整える)
- バフィング(爪の表面を滑らかにする)
- キューティクルケア(爪周りの甘皮のケア)
- パラフィンパック(保湿効果の高いパック)
- ハンドトリートメント(腕から指先までの保湿を目的としたケア)
- ポリッシュカラーリング
- ジェルカラーリング
足と足の爪のお手入れは「フットメニュー」から選択
足は足の爪のお手入れのほか、角質の処理なども含まれます。足の爪は伸びすぎていると靴の中で圧迫されることにより爪の変形の原因とになることがあります。革靴を履く方や、スポーツをする方は、足の爪を適正な形と長さに整えておくことが重要です。
〈主な足と爪のお手入れメニュー〉
- フットケア(爪の形と長さの整え、キューティクルケア)
- 角質処理(足裏の角質の処理)
- 保湿ケア
メニューの選び方②爪のデザインはどのようにして選ぶ?
近年メンズネイルを楽しむ方の中には、手のお手入れに加え、色を塗ったり、シンプルなデザインを施す方もいます。ネイルサロンにはカラーサンプルやデザインサンプルが用意されています。
色を塗る方法を選ぶ
爪に色を塗る方法は「ポリッシュカラーリング」と「ジェルカラーリング」があります。ポリッシュカラーリングは一般的にマニキュアと言われることが多く、約1週間ほど持続します。ポリッシュカラーリングは市販の除光液で落とすことができるため、自分で色を落としたい方や、特別な日だけ楽しみたい方におすすめです。
一方、ジェルネイルは樹脂を爪に塗り、専用のライトで硬化させる技法で、約2〜3週間持続します。落とす際には、専用の溶剤と技術力が必要なため、ネイルサロンで落としてもらうようにしましょう。メンズネイルで色を塗る場合には、一色塗りが多く、一色塗りのことを「ワンカラー」と言います。
アートを選ぶ
アートをする際にはアートサンプルから選びます。SNSなどで見たアートをしたい場合には、写真を持参すると、同じデザインにしてもらうこともできます。
メンズネイルのアートは女性のようなキラキラしたデザインや華やかなデザインよりも、クールでシンプルなデザインが人気です。アートの本数やどの指にするかは選ぶことができるので、初めてアートにチャレンジする場合には、担当者に相談するとアドバイスがもらえるでしょう。
メニューの選び方③割れた爪の補修をするメニューは?
爪が割れたり、爪先の層が剥がれる二枚爪はそのままにしておくと、衣類に引っかかることもあるため、補修をするのがおすすめです。ネイルサロンで爪の補修をするメニューは「リペア」と言います。リペア方法はシルクという繊維を爪に貼る方法や、ジェルを使う方法などがあります。亀裂の程度などによりおすすめの技法が違いますので、担当者に相談してみるのがいいでしょう。
メニューの選び方④料金の確認
お店やメニューにより料金の表示方法や、設定が異なります。ネイルケアやフットケアは10本で表記されることが多いですが、アートやリペアは1本単位での料金表示の場合が多いです。最近は、定額メニューもあります。たとえば、ワンカラーにアート2本で5,000円で好きなカラー1色とサンプルから2本好きなアートを選択できます。決まったサンプルからアートを選ぶので問題がなければ、定額メニューはお得です。
メニューの選び方⑤その他に頼めるオプションはある?
ネイルサロンではハンド、フットのメニューにオプションでお願いできるものがあります。そのほかのサービスもあるので、ネイルサロンで聞いてみましょう。
カラーリングを落とす
ジェルカラーリングをしたあとは、2〜3週間経つと、爪が伸びてきて隙間が空いたり、根元が浮いてきます。新たにジェルカラーリングをする場合には「付け替えオフ」を選択し、自爪に戻すのであれば「ジェルオフ」を選択します。施術を受けたお店以外でオフする場合には「他店オフ」と言い、若干料金が高くなる場合もありすので、事前に確認しておきましょう。ポリッシュも同様に1週間程度で色が剥がれてくるため、ネイルサロンでオフをしてもらう場合には、「ポリッシュオフ」を選択しましょう。
ホームケア商品の購入
ネイルサロンではホームケア商品の販売もされています。家でも爪のケアを行いたい場合には、悩みなどを相談してプロのアドバイスをもらって購入してみるのがおすすめです。
〈ネイルサロンで販売されている主なホームケアグッズ〉
- エメリーボード(爪用ヤスリ)
- キューティクルオイル(爪の保湿剤)
- 爪の強化剤
- トップコート(ポリッシュカラーリングの保護剤)
- ポリッシュリムーバー(除光液)
まとめ
ネイルサロンには色々なメニューがあり、何を選べばいいのかわからず、戸惑うことがあるかもしれません。初めてネイルサロンに行くのであれば、料金も気になるところでしょう。専門用語などを知ることで、自分の受けたい施術メニューを少し理解できるので、この記事をぜひ参考にしてください。メニューが決まったら、ネイルサロンで相談し必要であれば、よりあったメニューを提案してもらいましょう。
近年はメンズネイル専門店も少しずつ増えているので、初めての方はメンズネイル専門店に行ってみるのもおすすめです。人目につくことの多い指先をきれいにして、ワンランク上の男性を目指すために、ぜひプロの施術を体験してみてください。