覚えておきたいメンズネイル用語（ケア道具編）

ネイルケアを行うのには、様々な種類の道具を使用してケアをしていきます。

使用方法やその効果など、種類がたくさんあるので上手く使いこなせていない方もいるのではないでしょうか。

今回は正しい道具の使い方を知ってもらうために、ケア道具の紹介と説明をしていきます。

これからセルフネイルに挑戦してみようと思っている方や、ネイル初心者の方には参考にしてもらえますのでぜひ最後までご覧ください。

 

ネイルファイル

やすりは英語でファイルと言い、爪用のやすり全般をまとめてネイルファイルと言います。ネイルファイルの中にも、大きく分けると4つの種類があります。

爪の長さや形を整える時に使うものや爪の表面を整えるもの、ジェルのオフに使うものなど使い分けが必要になってきます。またファイルはグリットという単位で目の粗さを表しており、数字が小さくなるにつれて目が粗くなります。新品のネイルファイルを使用する際に注意しないといけないのが、下準備の「面取り」をすること。

 

ネイルファイルの側面の角は鋭利な為、皮膚を傷つける恐れがあります。硬さのあるファイルの面部分で新品のファイルの角を擦り、角を取ってから使用するようにしましょう。

 

エメリーボード

主に自爪の長さと形を整える時に使用します。爪の表面には使用しないので、間違えないように注意してください。粗さは180G〜240Gが一般的に多く使われており、片面が180Gともう片面が240Gといった両面タイプのファイルがおすすめです。目の粗い180Gの面で爪の形を整えて、目の細かい240Gで細かい微調整をするときれいに調整が可能です。

 

アクリルファイル

ジェルネイルなどを落とす時に使用します。粗さは100Ｇ〜180Ｇが一般的に使われており、削る力が強いのが特徴。自分でジェルネイルを落とす時は100G〜150Gを使用するのがおすすめです。自爪には使用しませんので、間違えて自爪に使わないように注意してください。

 

スポンジファイル

バッファーやソフトファイルとも呼ばれ、爪の表面を滑らかに整える時に使用します。他にもジェルネイルを塗る前に行う下処理（サンディング）にも使用します。表面はスポンジ素材になっているので、エメリーボードで削ったところを滑らかにする時にも使用します。

 

シャイナー

爪の表面をつやつやにする時に使用します。面の粗さは非常に細かいため、グリット数は書かれていないことが多いです。ハードジェルを施術する際に表面磨きとして使われることが多いですが、セルフで爪のツヤを出すのに使うこともできます。

 

キューティクルリムーバー

硬く乾燥した甘皮を柔らかくして、除去するために使用されます。爪を健康に美しく育むために欠かさないケアの一つです。爪周りの甘皮部分に塗布し、次に説明するプッシャーを使用して除去していきます。デリケートな部分なので、皮膚や爪を傷つけないように注意して行いましょう。

 

メタルプッシャー

キューティクルリムーバーで柔らかくした甘皮を、プッシュアップして処理をしやすくする道具です。爪に合わせて先端がカーブしているので力が入れやすく、硬い甘皮もきれいに処理が可能。強く押したりメタルプッシャーを寝かせ過ぎると、爪を傷つけるので注意してください。

 

キューティクルニッパー

メタルプッシャーで押し上げた長い甘皮を、カットして除去するために使用します。甘皮だけでなくささくれなども除去することもできるので、甘皮周りの角質を整えるのに必要な道具です。メタルプッシャーとキューティクルニッパーのふたつの機能を活用して、甘皮の処理をします。

キューティクルオイル

ネイルオイルとも呼ばれるキューティクルオイルですが、爪と爪周囲の皮膚の乾燥を防ぎ指先をきれいに見せるために使用されます。ネイルサロンでは仕上げに使用されることが多く、ジェルネイルの持ちを良くする役割としても効果があります。甘皮が乾燥すると健康な爪が育ちにくくなりますので、こまめにオイルを塗って保湿を心がけて下さい。

 

またネイルオイルは香りがついているものも多く、自分のお気に入りの香りを見つけて楽しくケアができるといいでしょう。

 

まとめ

今回はネイルケアに必要な道具をご紹介しました。爪の形を整えたり甘皮のケアには、さまざまな道具が使われています。

 

ファイルだけでも4種類もあり、間違えて使用すると爪や皮膚を傷つけてしまうので初めてケアを行う際は見返して確認して行って下さい。正しいケアをすることで、爪の健康維持にも繋がっていきます。

 

お手入れひとつで指先が格段ときれいになりますので、ぜひこの記事を参考にセルフケアを始めてみてはいかがでしょうか。